旅での値切り体験
私は、旅している時、タイのバンコクで、宿から空港までタクシーに乗ろうとしました。できるだけ使うお金を少なくするために、料金を値切ろうと思いました。そこで、私は、タクシー運転手に、「この値段で乗せて欲しい。」と言いました。タクシー運転手は、「それは安すぎる。乗せることはできない。」と答えました。続けて、私は、「前に他のタクシーはこの値段で乗せてくれた。他のタクシーに聞いてみるよ。」と言いました。運転手は、「それなら仕方ないな。いいよ。その値段で乗っていきな。」と言いました。そして、私は無事空港まで着くことができました。
初めて値切ることができてうれしかったです。他の国でも値切ってタクシーに乗ることに挑戦してみようと思います。
<日記>駅前の定食屋
ぼくは、お昼に、駅前にある定食屋さんに行きました。メニューを見て、カレーライスを注文しました。少しすると、カレーライスが運ばれてきました。熱々で具だくさんでおいしそうです。ぼくは、ばくばくとあっという間に食べてしまいました。お支払いをしてお店を出ようとすると、お店の人が、「かさを忘れないようにしてくださいね。」と声をかけてくれました。ぼくは、「あっ本当だ。忘れるところでした。ありがとうございます。」と答えました。
食べものがおいしくて、さらに、お店の人も親切だったので、とてもよいお店だなと思いました。またそのお店に行きたいです。
<感想>「考えることとなやむこと」鴻上尚史
鴻上尚史の「考えることとなやむこと」という文章を読みました。要約すると、「考えることとなやむことはちがう。なやむだけだと、ただ時間が過ぎていくだけ。考えるとやるべきことがはっきりし、問題を解決するためにやるべきことが見えてくる。」ということが書かれていました。
この文章を読んだとき、私はもやもやとしたことを抱えていました。私はそのもやもやを言葉にしてみました。するとそれは「うまくいくかな」「不安だな」というものでした。ということは、今私はなやむことをしていると気づきました。そこで筆者の言う通り、問題を書き出して考えることをしてみました。すると、次はこれをすればいいんだと気づき、行動に移していこうという気持ちが出てきました。この体験は、筆者と同じように、私にも目からうろこの出来事でした。
これからは、なやむ、迷うことがあった時には、まず「これはなやんでいる?考えている?」と自分に問いかけようと思います。なやんでいたのなら、問題を箇条書きにして、考えるようにしていく。そうすることで人生を前へ進めていきたいと思います。
<参考>
鴻上尚史「考えることと悩むこと」光村図書、国語六創造
今、私は、ぼくは(小6国語)
私は将来「小学校の先生」になりたいと考えています。
私が小学校の先生になりたいと思ったきっかけは、小学校である子どもの担任をした経験です。その子は、自分の思いをうまく伝えられず、教室でみんなと一緒に過ごすことが難しい子でした。あることがきっかけで不登校になってしまいました。その後、その子の母親と協力して、学校で過ごせるように粘り強く関わりました。すると、少しずつ元気を取り戻して、毎日学校に来られるようになりました。
私は子どもが元気になるようすを見てとてもうれしかったです。そして、人は周りの関わりによって元気を取り戻すことができると思いました。そのような瞬間に出会えるこの仕事に、もっと関わっていきたいと思いました。
自分との関わりの中で少しでも子どもを元気にする、そんな小学校の先生になりたいです。
<参考>
「国語六 創造」光村図書、平成31年検定分、P.212-215
もめごとを通して折り合い方を学ぶ
鴻上尚史さんが書いた「大切な人と深くつながるために」(光村図書、令和4年)という文章を読みました。小学校6年生の教科書の中にある文章です。大切な人と深くつながるために、コミュニケーションが大切だということが書かれています。私はこの文章を読んで、コミュニケーションに対する考えが変わりました。
この文章を読む前は、コミュニケーションは、「もめごとを起こさないようにするためのもの」と考えていました。ですが、読んだ後には「もめごとがあってもうまくやっていくためのもの」と思うようになりました。
私は小学校で教師をやっていました。子どもたちは、些細なことから口論になり、よくもめていました。もめてしまうと、子どもたちは嫌な思いをすることが多くありました。私も話を聞いて解決するのに手をとられてしまいます。そのため、なるべくもめごとが起こらないように、色々な手だてをしてきました。例えば、休み時間にろう下に出るのは禁止にするなどです。ですが、記事を読んで考えました。「もめごとを完全になくそうとするのは正しいことなのかどうか?」。もめごとをなくすことは、子どもが折り合ってやっていく練習の機会をなくしてしまっているのではないか。
これからはもめごとがあっても、やっかいなものとして扱うのではなく、これもコミュニケーションの練習だというところも頭に入れて、対応してみようと思います。もめごとを通して、お互いが折り合うための方法を一緒に学んでいく。そんな関わり方ができれば理想です。
(出典)
鴻上尚史『国語⑥創造 「大切な人と深くつながるために」』(光村図書、令和4年)
【感想】弘兼憲史さんインタビュー記事
「課長島耕作」などで有名な漫画家の弘兼憲史のインタビュー記事(日本経済新聞 2023.5.29 17面)を読んだ。その中で、次の3つの言葉が、心に残った。
1つ目は「気負わず 悩まず 楽しむ」。この言葉を見て、最近自分は色々考えすぎて悩み過ぎているのではないか、と気づくことができた。何かうまくいっていない感じがしているのだ。この言葉を唱えてみると、まあ考えるのはやめてとりあえず動いてみようかという気持ちになった。動けなくなっている時に、使える言葉だと思った。
2つ目は、「流れにのる」。この言葉も1つ目の言葉と同じように、考えすぎず動こうという気持ちにさせてくれた。いざやろうと決めたがまったく気が進まない。今の自分は流れにのっていない状態だと感じる。逆流の中を漕いでいくようなかんじ。「やっぱり流れって大事なのかな。次は流れに乗ってみようかな」と思った。
3つ目は、「手の届く幸福」。「幸福」だけだと先にある幸福を求めてしまうことがある。でもそればかりだと、今をつらく生きることになってしまう。「手の届く」とつくことで、身近な幸せを見ようという気にさせてくれた。
どの言葉も深刻に考えがちになってしまう時に、気持ちを楽にして前へ進ませてくれるものだ。何かうまくいっていないと思った時には、これらの言葉を思い出すようにしていこうと思う。
ミニトマトの花が咲いた後、なぜ実ができるところとできないところがあるのか
1.調べたきっかけ
自宅のベランダでミニトマトを育てている。花が咲き、実がついてきている。はじめの方に咲いた花にはすべて実ができていたが、後になるにつれて、花の咲いたあとにも実ができないものが増えてきた。どうしてなのだろうかと不思議に思った。そこで、「ミニトマトの実のでき方」について、調べてみることにした。
2.調べ方
「どうしてミニトマトの実ができるとこととできないところがあるのか」について本で調べた。
3.調べてわかったこと・考えたこと
ミニトマトを育てる時には、「花と野菜の育て方」(ブッティック社、2000年)によると「摘果・・・大きくてよりよい果実をしゅうかくするために、発育のわるいもの、形のわるいものなどを摘み取ること」が大切だと書かれていた。つまり、すべての実が大きく育つのではないということがわかった。
その他にも「第3花房ができたら、その上の葉を2枚のこして摘芯します。」と書かれている。これは栄養を、茎を伸ばすことでなく、実を太らせるために行きわたらせる工夫なのだろう。
4.まとめ
ミニトマトを育てるには、実を摘み取ったり、茎を切ったりして、大きくする実を選ぶことが必要だとわかりました。このことから、もともとすべての実が大きく育つことはないのだろうと考えれます。それは全てに栄養をいきわたらすことはできないからだと思う。今自宅のあるものは、茎を切ったり、実を摘み取ったりしていないため、栄養がすべてにいきわたらず、大きくなる実とそうでないところがあるのだろう。これから実を大きくするために、茎を切ることと実を摘み取ることをしてみようと思う。
<出典>
早川「花と野菜の育て方」ブティック社、2000年