国語のブログ

小学校の国語を探求するブログ

<心に残ったこと>新聞に知り合いがのった

 最近うれしかったことは、朝日新聞の記事に、高校時代のクラスメイトが載っていたことです。その記事は、「ひと」という、がんばっている人をとりあげ、紹介するものです。そのクラスメイトは、車いすに乗っていた女性でした。その内容は、彼女が、健常者もみんな車いすに乗って食事をする会を開催している、というものでした。

 どうしてうれしかったかというと、私はこの「ひと」というコーナーが好きで、いつか、誰か知り合いが記事になったらおもしろいなと、思っていたからです。何年も新聞を読み続けていますが、一度も知り合いを目にしたことはありませんでした。「世の中には、たくさんの人がいるしなあ」と期待もしなくなっていたある日、いつものように記事を見ていると、どこかで聞いたことのある名前があったのです。「ついにきたか!」と思い、記事に目を通しました。今までの生い立ちから高校での部活、そして車いすにのる彼女の写真を見て、知り合いにちがいないと思いました。それから、インターネットでも彼女の情報を探して、見入ってしまいました。また、このことを他の人にも知らせたい、一緒におどろきよろこびたいと思って、高校で仲のよかった友だちに、思わず、この記事のことをメールで伝えることもしました。記事は、スマートフォンで写真をとりました。この出来事を他の人に話す時に使うためです。

 今回記事を見つけて、初めて知り合いがのったうれしさとともに、その知り合いの彼女の頑張りを知ることができて、元気をもらうことができました。また他の知り合いがのったらおもしろいな、と思うのに加えて、いつか自分も記事に取り上げられる日がくれば、知り合いを喜ばせることになるのかなと思いました。そういう日が来ることを楽しみに待ちたいです。