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<感想>「考えることとなやむこと」鴻上尚史

 鴻上尚史の「考えることとなやむこと」という文章を読みました。要約すると、「考えることとなやむことはちがう。なやむだけだと、ただ時間が過ぎていくだけ。考えるとやるべきことがはっきりし、問題を解決するためにやるべきことが見えてくる。」ということが書かれていました。

 この文章を読んだとき、私はもやもやとしたことを抱えていました。私はそのもやもやを言葉にしてみました。するとそれは「うまくいくかな」「不安だな」というものでした。ということは、今私はなやむことをしていると気づきました。そこで筆者の言う通り、問題を書き出して考えることをしてみました。すると、次はこれをすればいいんだと気づき、行動に移していこうという気持ちが出てきました。この体験は、筆者と同じように、私にも目からうろこの出来事でした。

 これからは、なやむ、迷うことがあった時には、まず「これはなやんでいる?考えている?」と自分に問いかけようと思います。なやんでいたのなら、問題を箇条書きにして、考えるようにしていく。そうすることで人生を前へ進めていきたいと思います。

 

<参考>

鴻上尚史「考えることと悩むこと」光村図書、国語六創造