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【感想】弘兼憲史さんインタビュー記事

 「課長島耕作」などで有名な漫画家の弘兼憲史のインタビュー記事(日本経済新聞 2023.5.29 17面)を読んだ。その中で、次の3つの言葉が、心に残った。

 1つ目は「気負わず 悩まず 楽しむ」。この言葉を見て、最近自分は色々考えすぎて悩み過ぎているのではないか、と気づくことができた。何かうまくいっていない感じがしているのだ。この言葉を唱えてみると、まあ考えるのはやめてとりあえず動いてみようかという気持ちになった。動けなくなっている時に、使える言葉だと思った。

 2つ目は、「流れにのる」。この言葉も1つ目の言葉と同じように、考えすぎず動こうという気持ちにさせてくれた。いざやろうと決めたがまったく気が進まない。今の自分は流れにのっていない状態だと感じる。逆流の中を漕いでいくようなかんじ。「やっぱり流れって大事なのかな。次は流れに乗ってみようかな」と思った。

 3つ目は、「手の届く幸福」。「幸福」だけだと先にある幸福を求めてしまうことがある。でもそればかりだと、今をつらく生きることになってしまう。「手の届く」とつくことで、身近な幸せを見ようという気にさせてくれた。

 どの言葉も深刻に考えがちになってしまう時に、気持ちを楽にして前へ進ませてくれるものだ。何かうまくいっていないと思った時には、これらの言葉を思い出すようにしていこうと思う。